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  • 執筆者の写真Naoki Shibata

切削用刃工具の内製化による原価低減

タイとインドに製造拠点を持つ弊社グループは、アジア地区でも最多クラスの1,000台を超える自動旋盤を所有しております。

所有台数とともに、生産量が増え、切削部品の製造に欠かせない切削刃具の消費量も毎月10,000個以上を超えるようになりました。


E&H Precision developing cutting tools
E&H Precision developing cutting tools


当社が使用している旋盤加工用バイトの一部は、高価であったり、海外からの輸入しているため納入リードタイムが長く、在庫管理コストが増えることから、タイ子会社のE&H Precision (Thailand) Co., Ltd. に2015年に最初の工具研削盤を導入、2019年には2台目を導入し、使用している刃具類のうち約35%は社内で製造しており、原価低減やリードタイム短縮のよる在庫コストの低減を実現いたしました。


現在は、インサートチップ/スローアウェイチップ(刃先交換式バイト)、ドリル、ボーリングバイト、半月リーマー、エンドミルなどを、カーバイト(炭素工具鋼)、ハイス鋼等の鋼材を購入し、自社内で製造しております。


また、ステップドリル、ハンドリーマー、ガイドブッシュ、コレットチャック等は、既製品を使用したあとの再研磨も、自社内で行っており、研磨コストの低減を目指しております。



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